1.元の位置にある |
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歯がぐらぐらしていない |
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様子を見ましょう。食事が摂れるようなら大丈夫。しばらくしても痛みを訴えるようなら、念のため歯科を受診してください。 |
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ぐらついていないが歯が折れている |
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神経まで達していない |
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歯の形を元通りにします。お子さんの場合は大きく欠けていても、大人のように被せる形にせず、レジン(プラスチック)で形を治します。見栄えは少し劣りますが、咬みあわせが定まらない時期にはあまり歯質を削らずに出来る治療が望ましいのです。 |
神経が露出している |
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神経の治療をしてから形を治します。はじめに神経が露出していなくても数ヶ月後に神経の炎症が起きて痛みが出ることもあります。そういう場合も神経治療が必要になります。 |
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歯がぐらぐらしている |
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もし、抜け変わる寸前の乳歯なら、(つまり6,7歳のお子さんの下の前歯など)放っておいてかまわないでしょう。ただし、お子さん本人が歯のぐらぐらをあまり気にするようなら、歯医者さんで抜いてもらいましょう。
まだ抜けては困る時期の乳歯や永久歯だったら、歯医者さんに行きましょう。歯医者さんでレントゲン診査をします。 |
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↓ |
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歯の根に異常が無ければ |
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ぐらぐらの歯を隣の歯に固定します。2〜4週間で元通り顎の骨にくっつくのが普通です。 |
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歯の根が折れていたら |
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根が折れている位置が問題になります。それによって、上記と同じように固定して様子を見ることもありますが、抜歯が必要かもしれません。 |
2.歯が口の中の違うところに移動してしまった |
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すぐに歯科へ |
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麻酔をして歯を元の位置に戻し、隣の歯と固定します。小さな赤ちゃんでは隣の歯だけでは固定できないのでマウスピースのような副子(骨折の場合の添え木)を作ってお口に入れます。やはり2〜4週間固定します。 |
3.歯が口の外に飛び出てしまった |
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歯を探してそれを持って歯科へ |
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歯は汚れていたらざっと(ごしごし洗ってはだめです)洗い、お母さんのお口の中(舌の下が安全です)か牛乳に入れて、お子さんを連れて歯科医院に来てください。歯の神経処置をした後、お子さんのお口の中に戻し、上記と同じように固定します。あるいは先に顎に戻し、くっついたら神経治療をします。歯が取れて50分以内ならほとんどの歯が普通にくっついて治るというデータがあります。急いで!来て下さい。 |
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